現場で働き続ける秘訣

ケアマネのさまざまな苦悩や乗り越え方を綴っています

心理的負担をどうかわすか

少子高齢化の社会で重要視されている介護。業界の需要が高まっていますが依然として人手不足は続いています。実際には、肉体的にも精神的にも重労働でありながら、収入が内容に見合わないことが多く、敬遠される傾向があります。

その中でも、ケアマネの仕事は比較的肉体は駆使しないものの、心理面で負担が大きいと言われています。ケアマネの業務内容を簡単に説明すると、介護サービスを利用する側と提供する側をマッチングして、より良い介護を目指すというものになります。
介護は体力がいる仕事であり、年を重ねるにつれて従事は厳しくなります。体力の面を考えて、ケアマネに移行していく人は多いのですが、こちらもなかなか大変な職業だと言えるでしょう。

ケアマネ業務で注意すべき点は常に中立の立場でいること。人間は感情や立場がありどちらかに肩入れしたくなりますが、それはしてはいけません。中立の第三者としてより良い介護を提供することこそが仕事なのです。
時には利用者と施設側の意見の板挟みになることもあるかもしれませんが、お互いの意見をしっかり聞いて、自分なりの答えを導く芯の強さを持つことが重要になります。

ケアマネは人との関係性が密であるだけにストレスもかかりがちなので、うまく気持ちをリフレッシュさせることが大切です。ストレスは日々少しずつ溜まって大きくなるものなので、すぐに解消するのが望ましいのです。
また、リフレッシュも大事ですが、まずは根本的な人の感情的な部分のかわし方を会得することも重要です。特にケアマネの悩みの種になるのがクレーム対応です。理不尽なことを言われることもあるかもしれませんが、感情的に返すのは絶対NGです。
相手を逆撫ですることなく、こちらの意見を冷静に伝えられる技量を身につけましょう。臨機応変な対応ができるようになれば、ストレスもかなり軽減されるはずです。クレーム対応の基本についてはこちらのサイト【ケアマネを辞めたいと思ったら見よう!】に記載されていたので、チェックしてみるといいでしょう。


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